Global Landscape Consultant


ABOUT

会社概要

社員紹介


WORKS


ワークス


REPORT

受賞作品


DISCOURSE

著書・研究


MONTHLY PHOTO

社員オススメの
今月の一枚


KEYWORD

マンションの
みどりの改善

公園リニューアル

緑空間の保全活用

循環型社会への取組み

ヒートアイランド対策

里山保全活動

農を取り入れた
空間づくり


RECRUIT

採用情報

 

アーベインビオ川崎造園実施設計  
■(財)都市緑化技術開発機構 第2回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール
  屋上緑化大賞・環境大臣賞(2003)
■ランドスケープコンサルタンツ協会CLA賞 一般部設計部門優秀賞(2001)


 
担当:北川明介 八色宏昌
 

 アーベインビオ川崎は、JR川崎駅西口に位置する再開発地区の一角に都市公団が進めている建替事業の団地である。造園設計に対しては、快適な環境と新しい都市風景を創出し、都心再生事業に求められている環境に配慮した新しい緑化のあり方を人工地盤及び住棟屋上などの建築空間に実現することが求められた。

 
  これに応えるため「人のためのランドスケープ」と「生き物のための環境」とが調和融合した緑の環境を「都市の森」と呼び、これをコンセプトとした人工地盤上の造園設計を進めた。


  緑化計画の段階では、都心では見ることの少なくなった市域に生息する野鳥や昆虫を可能な限り誘致するよう、川崎の植生及びその構成種を基本モデルとして植栽計画を立て、旧団地の樹木や地被草本を移植活用して建替前の風景を継承しつつ、居住者が緑に親しみ、楽しめる緑の風景をつくり出すため、川崎の「農家の庭先」をモチーフとして造園空間のデザインを進めた。また、環境共生に配慮して、雨水を利用した鳥や昆虫のための省電力型水盤や旧団地土壌及び草本をマット状に仕立てた「エコパッチ」の施工など、様々なエンジニアリングの試みを行っている。


  このような人工地盤における環境に配慮した緑化デザインと新しい技術の取り組みの効果と成果を検証し造園空間の管理に反映させるため、平成13年11月からモニタリング調査を行ってる。無灌水の状態で移植、新植樹木ともに良好な生育をとげ、植栽基盤土中の種子が発芽し多様な植物が季節毎の風景を演出し、アオスジアゲハ、ミヤマアカネなどの昆虫、シジュウカラ、メジロなどの鳥類の飛来、生息を確認している。今後は団地居住者への説明会を継続し、居住者の理解・協力のもと育ちつつある環境を維持・育成していくことが課題である。

 
   
 

・CLA設計部門優秀賞受賞(平成14年度)
・第2回屋上・壁面・特殊緑化技術コンク−ル
屋上緑化大賞・環境大臣賞受賞(平成15年度)

 

 
 
所在地:神奈川県川崎市幸区
発注者:都市基盤整備公団 神奈川地域支社
設計年度:平成12年11月〜15年5月
規模:0.8ha
設計協力:活、植物設計事務所
       樺n域環境計画
 
 
 
       

FACEBOOK  
 
NEWS  





 





 
       
EVENT  
   
       
   
       
       
RECRUIT  
  子供が伸び伸びと遊べる公園、緑が生い茂る街。そんな街をつくりたいという仲間が集まっています。こんなオフィスで活躍できるあなたをお待ちしています。
 
       

 






Copyright(c)2001 GLAC Corporation All right reserve